地域の人に親しまれるプールを作っていきたい

区民温水プールの監視員の仕事内容は、来場者が安心して利用していただけるよう、事故を未然に防ぐ仕事です。そのために私たちは講習会で社員さんから教えていただいた救助方法や、応急手当を繰り返し練習して緊急事態に備えています。特に注意しているのが、研修会で印象に残っていたプールの3大事故、飛び込み・吸い込み・溺水です。この3つは大きな事故に繋がることを知りましたので、私たちは子供たちが楽しく遊泳しているときも緊張を緩めず監視しています。溺れている人がいないか。危険な物はないか、危険な行為や迷惑行為が行われていないかなどを見守るほか、利用者の休憩時間中に入水して水底の排水口・給水口のチェックや、危険な物が落ちていないか、コースロープに傷はないかなど、施設も安全点検も実施しています。その他にも、更衣室・シャワー室・トイレなどに体調不良の方や忘れ物がないかなど水の中以外もくまなく見回ります。

仕事内容は多いですが、監視員同士助け合いながら仕事をしているので、みんな仲がいいです。地域の人に親しまれるプールを作っていくことも心掛けていますので。お客様からも親しくしていただいたときなどは、働き甲斐のある仕事だなと思いました。この仕事を体験したことが将来公務員を目指すきっかけになりました。